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コラム・読み物

長期投資を実践するにあたり、人の感情がどのように影響するのか?感情を抑える方法はないかについて解説します。

長期投資を実践するための方法

「感情」が長期投資の壁になっている。

楽ラップがスタートして2年が経過し、当社ではHP等で「長期投資の重要性」についてご紹介してまいりました。また、さまざまな場所でも長期投資の重要性に関する記事をよく目にするのではないでしょうか?
これだけ長期投資に関する記事等を目にすると、「長期投資の重要性はすでにわかっている」とお考えの方が大多数だと思います。しかし、実践出来ているかというと、「?」という方も少なくないかもしれません。
必要性や重要性はわかっているが、なかなか実践が難しい「長期投資」
今回は、長期投資の効果等を改めて説明するのではなく、ちょっと視点を変えて、「長期投資を阻害する理由は何か?」について説明させていただきます。

長期投資を阻害する要因の一つとして考えられることは、どうしても市場の動きに反応して投資判断を下してしまうことです。人は頭の中では、合理的に行動していると思っても、さまざまな情報が手に入る環境下では、感情が勝ってしまい、本来の投資目的から逸脱しがちです。
例えば、保有資産が下落している状況だと、不安という感情が勝ってしまい売りたくなる「感情」が出てきます。
しかし、合理的に考えると、市場は変動するものであり、下げる局面もあれば、上がる局面もあることから、長期投資を志向しているのであれば、すぐさま「売り」という考えは出てこないと思います。
しかし、人は「感情」を持った生き物なので、致し方ないことかもしれません。また、投資においてこうした感情が生まれる背景には、将来を予測することが難しことが挙げられます。よく耳にするのは、長期投資を志向しつつも、市場の動きを見て行動してしまい、「あの時〇〇しておけばよかった・・・」といった声です。
こうしたこともあり、長期投資を実践するには、感情に流されず当初の投資目的を貫くこと、つまり市場の動きに過度に一喜一憂しないことが大切です。

資産Aの値動きの推移①(例)

資産Aの値動きの推移のイメージ

出所:Bloombergのデータを基に楽天証券作成

ここで、感情を抑えて投資判断ができるかということを具体的な市場の動きを例に見てみたいと思います。
例えば、上記のような動きをする資産Aがあったとします。投資を始めて3年が経過し、投資開始時は順調でしたが、足元は下落しており、損益で見れば若干プラスといったところでしょうか?
仮に今日が時点Aだったとすると、皆さんはどのように考えますか?
「上がる」と考えれば、持ち続けますが、約1年近く下げている状況でその判断ができるでしょうか?先ほどもご説明した通り、このような状況に直面した場合、「どうしようか?」、「この先さらに下がるのではないか?」という感情が生まれてしまうのではないでしょうか?そしてその感情が生まれてしまうのは、地点Aから先の状況が分からないからです。
では、ここで売っていた人と、長期投資を継続していた人が実際にどうなったかをお示しします。

資産Aの値動きの推移②(例)

資産Aの値動きの推移のイメージ

出所:Bloombergのデータを基に楽天証券作成

ご覧の通り、さらに下落しその後は安値で推移したものの、足元では上昇しています。
もし、この時点で売っていれば、現在のプラスを享受できなかった結果となりました。
一方、長期投資を実践していれば、地点Aを過ぎてもしばらく我慢の時が続きましたが、結果的にプラスのリターンを享受する結果となりました。 先ほどもご説明した通り、市場は変動するものであり、将来の動きを予想することは困難です。ですので、多くの金融機関が長期投資を推奨しているのです。 つまり、タイミングは計れないが、時間を味方につけることで本来の投資目的に近づけるということです。 皆様が長期投資を志向して、投資を行っている場合、市場が変動した局面ですぐに行動を起こすのではなく、ひと呼吸おいて当初の投資目的を思い出すことも大切です。
ちなみに、資産Aは日本株(東証株価指数(TOPIX)(配当込み))①2005年8月から2008年8月、②2008年8月から2018年7月までの推移です。気が付かれた方もいらっしゃったのではないですか?

運用を任せることで、投資から「感情」を排除

今回は、長期投資の実践方法として合理的な投資行動を阻害する要因の「感情」を挙げさせていただきました。しかし、投資において「感情」を一切排除しなさいということを言っているのではありません。
時には「感情」による投資行動が最適である場合もあります。ただし、長期投資を志向する中で、当初の目的達成前に、感情による投資行動をとることで、「あの時〇〇しておけばよかった」と後悔しないためにも、「感情」よりも「目的」を優先したほうがいいと考えています。
楽ラップは、楽天証券が銘柄や投資割合を決めて、お客様の資産をお任せで運用します。ご自身で銘柄や投資割合を決めるわけではないでの、感情による投資判断が生まれにくいといえます。
長期投資を志向するお客様はぜひ、楽ラップを活用し、お任せ運用で「長期投資」を実践するのはいかがでしょうか?

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