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コラム・読み物

10月に実施しましたリバランス(基本資産配分の見直し)についてご紹介します。

10月実施のリバランスについて

今回の楽ラップ通信では、10月20日に行った四半期に1度の短期的な見通しに伴う資産配分の調整について、足元の投資環境および資産配分の見直しの内容についてご説明させていただきます。

資産配分の見直しの内容について

日本はこれまで他の主要先進国に比べて経済回復は出遅れていましたが、9月30日の緊急事態宣言の解除、さらにはコロナウィルスワクチンの接種率の急上昇を受けて、緊急事態宣言下で抑えられていた需要の急回復とこれに伴う経済の急回復を見込んでいます。また現状、日本の株式は他の主要先進国に比べて相対的に割安な水準にあることからも、今四半期の日本の株式市場の上昇は他の主要先進国を上回ると見込んでいます。

以上から今回の資産配分の見直しでは、先進国株式(為替ヘッジあり)の比率を引き下げる一方で、国内株式の比率を引き上げる調整を行いました。ただし、最もリスクの低いコースに関しては、先進国株式(為替ヘッジあり)の現状の比率が、年次の資産配分から既に半分近くまで引き下げている状態であることを鑑みて、先進国株式(為替ヘッジあり)の代わりに国内債券の比率を引き下げる一方で、国内株式の比率を引き上げる調整を行っています。

保守型 やや保守型 やや積極型 積極型 かなり積極型
DRCなし

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前回と比較

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前回と比較

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前回と比較

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前回と比較

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前回と比較

DRCあり

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前回と比較

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前回と比較

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前回と比較

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前回と比較

運用責任者からのメッセージ

世界的な新型コロナウィルスの新規感染者数の減少や経済回復期待などを背景に、先進国を中心にリスク性資産の堅調な市場環境が継続しています。しかしながら、間近に控えている米国のテーパリング開始、中国恒大集団のデフォルト懸念、一部の主要国における新型コロナウィルスの新規感染者数の再拡大など、リスク性資産の急落を招きかねないリスクも散見されます。このため、いつ何が原因で市場環境が反転しかねない環境であると考えます。

しかしながら、楽ラップは、長期投資の商品であり、目先の金融市場の動きが長期的な投資成果に与える影響は限定的です。今後、株式市場などの調整が起きたとしても、目の前の市場の動きに惑わされず、未来を見据え、投資を堅持し続けることが重要です。また、積立投資をしているお客様にとっては、下落した局面こそ、安く分散投資のポジションを作る好機です。

投資家の皆様に末永く楽ラップにお付き合いいただけるよう、今後とも運用を行なっていきたいと思います。

楽ラップのリスクと費用について

楽天証券ラップサービスは、国内投資信託および外国投資信託等を主な投資対象として運用を行うため、投資元本は保証されるものではなく、これを割り込むことがあります。
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