4月実施のリバランスについて
今回の楽ラップ通信では、4月21日に実施した四半期に1度の短期的な見通しに基づく資産配分の調整について、足元の投資環境および資産配分の見直しの内容をご説明いたします。
資産配分の見直しの内容について
今回の資産配分の見直しでは、国内債券、先進国国債(世界国債・為替ヘッジなし)の比率を引き上げる一方、国内株式、先進国株式(為替ヘッジなし)、先進国国債(世界国債・為替ヘッジあり)の比率を引き下げる調整を行いました。
米国の関税政策、およびそれに対する他国の対抗措置により、市場の不確実性が高まっています。そのため、ポートフォリオ全体の株式投資比率を引き下げ、安全資産である債券の投資比率を引き上げました。また、国内債券については、これまでアンダーウェイトとしてきましたが、国内金利が上昇傾向にあり、金利の上昇余地は限定的であると判断し、配分を引き上げています。
なお、現在の配分が適切であると判断した資産については、現行配分を維持しています。
保守型 | やや保守型 | やや積極型 | 積極型 | かなり積極型 | |
DRCなし | 1000100 |
1000200 |
1000300 |
1000400 |
1000500 |
DRCあり | 1000600 |
1000700 |
1000800 |
1000900 |
運用責任者からのメッセージ
米国が関税政策を発表したことや、それに対する他国の対抗措置などにより、景気後退やインフレ再燃への懸念が高まっています。また、関税政策の方向性も不透明であり、株式市場の変動が大きい状況が続いています。
楽ラップは長期投資に基づく商品であり、短期的な金融市場の動きが長期的な投資成果に与える影響は限定的であると考えます。今後、株式市場などの調整局面においても、短期的な市場の動きに惑わされず、未来を見据え、長期投資の方針を堅持し続けることが重要です。また、積立投資をされているお客様にとっては、下落局面こそ割安な水準で分散投資のポジションを作る好機となります。
投資家の皆様に末永く楽ラップにお付き合いいただけるよう、今後とも長期的な成長を目指して運用していく所存です。
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