7月実施のリバランスについて
今回7月に行ったリバランスにつきまして、ご説明させていただきます。楽ラップの運用では、大別して以下の2点のプロセスでポートフォリオの策定およびリバランスを実施しております。
① 長期的な見通しに基づいた年次の基本資産配分を策定(毎年7月)。
② 四半期ごとの短期的な見通しに基づき、①で策定した年次の基本資産配分を調整。
7月21日に実施した今回のリバランスは、①の年次の基本資産配分の改定および②の四半期ごとの資産配分の調整を合わせて実施しました。
変更後の資産配分について
今回の資産配分の変更では、年次の基本資産配分の改定と四半期ごとの資産配分の調整を合わせ、コースごとに上記の検討を踏まえて実施した結果、資産配分を以下のように変更いたしました。
※コースによっては下記の内容と異なるものもございます。
- 配分を引き上げた資産:新興国株式、国内債券、先進国国債(世界国債・為替ヘッジなし)、米国社債(ハイイールド・為替ヘッジあり)、国内リート、先進国リート
- 配分を引き下げた資産:国内株式、先進国株式(為替ヘッジなし)、先進国株式(為替ヘッジあり)、 先進国国債(世界国債・為替ヘッジあり)、新興国債券
| 保守型 | やや保守型 | やや積極型 | 積極型 | かなり積極型 | |
| DRCなし |
1000100 |
1000200 |
1000300 |
1000400 |
1000500 |
| DRCあり |
1000600 |
1000700 |
1000800 |
1000900 |
資産配分の見直しの内容について
① 長期的な見通しに基づく年次の基本資産配分
長期的な見通しの変更と年次の基本資産配分は次の通りです。
- 今回の年次の基本資産配分策定では、各資産の期待リターンが上昇したことを受け、効率的ポートフォリオのうち、前回よりも目標とする期待リターンがやや高いものを選択しています。
- 各資産の期待リターン・リスクを確認し、債券の株式に対する相対的な魅力度が高まったと判断し、ポートフォリオ全体の債券比率を高めています。
② 四半期ごとの基本資産配分の調整
今回のリバランスでは、短期的な見通しに基づいて、年次の基本資産配分から以下のような調整を実施しました。
- 新興国株式については、AI関連の設備投資や新興国におけるコーポレート・ガバナンス改革などの構造的な追い風を評価し、年次の基本資産配分に対して中立からオーバーウェイトへ転換しました。
- 日本国債については、需給環境の改善などを踏まえ、年次の基本資産配分に対して中立からオーバーウェイトへ転換しました。
運用責任者からのメッセージ
6月中旬以降7月にかけて、世界の株式市場はAI関連銘柄の評価見直しや中東情勢の不透明感などを背景に、調整局面が続いています。一方で、米国におけるインフレ沈静化の兆しや、日本における年金基金の国内投資強化といった先行きを左右する動きも加わり、市場全体は依然として方向感を探る不透明な状況です。
しかしながら、楽ラップは長期投資を前提とした運用を行っており、目先の市場の変動が長期的な投資成果に与える影響は限定的であると考えております。今後、市場が調整局面におきましても、目の前の市場の変動に惑わされず、未来を見据え、投資を堅持し続けることが重要であると考えます。また、積立投資をしているお客様にとっては、下落した局面こそ、効率的な分散投資のポジションを作ることができる好機であると考えます。
投資家の皆様に末永く楽ラップにお付き合いいただける運用を今後も徹底して参ります。
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