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コラム・読み物

どの運用コースを選んでいるのか?そしてどの運用コースに変更しているのか?について紹介します。

一番選ばれた運用コース

運用コースに関する数字あれこれ

今回の数字は「1000600」です。
ぱっとみると何の数字かは分かりませんが、これは契約時に一番多く選ばれた運用コースの番号です。
楽ラップでは、リスク/リターンの異なる5つの運用コースと下落ショック軽減機能(DRC機能)が付加されている4つの運用コースの合計9つの運用コースがあります。お申込時は、ロボアドバイザーがお客様に最適と考えられる運用コースをご提案していますが、ご自身で選択することも出来ます。
今回は、「お客様がどの運用コースを選んでいるのか?」「どの運用コースに変更しているのか?」について数字を用いてご紹介したいと思います。

お申込時に最も選ばれた運用コースは「1000600」

楽ラップのお申込時に最も選ばれた運用コースは、DRC機能のついた「1000600」(28%)となっています。
「1000600」は楽ラップの中では、比較的低リスクの運用コースとなります。また、「1000600」のDRCがついていない「1000200」が23%で2番目に選ばれた運用コースとなっており、両運用コースをあわせると半数のお客様がこのいずれかの運用コースを選択しています。
楽ラップのお客様は長期投資にあたり、まずは過度にリスクをとらずじっくり運用をしていこうとお考えのようです。これは、最もリスクの高い「1000500」、「1000900(1000500のDRCあり)」を選ばれたお客様が5%だったことからもお分かりいただけると思います。

※楽ラップでは、16問の質問に対する回答内容を基に、ロボアドバイザーがお客様に最適と考えれらる運用コースをご提案します。また、ロボアドバイザーが提案した運用コース以外を選択することも出来ます。

申込時の運用コースの分布(2018年2月28日時点)

申込時の運用コースの分布(2018年2月28日時点)

※2018年2月28日までに楽ラップをお申込いただいたお客様のスタート時の運用コース比率(解約者を含む)。

17%が運用コースを変更しています

楽ラップでは、一定期間経過後、運用コースを変更することが出来ます。2018年2月28日時点で約17%の方が運用コースの変更を行っています。
では、どの運用コースに変更しているのでしょうか?下のグラフにもあるように、リスク水準の高い運用コースに変更している方が多いのが見てとれます。特に注目すべきは最もリスク水準の高い「1000500」、「1000900」を選択した方が約24%いらっしゃった点です。
また、新規申込時の運用コースと2018年2月28日時点の運用コースを比較すると、約79%のお客様がリスク水準の高い運用コースに変更していました。(リスク水準を下げたお客様は約5%)

運用コース変更時の運用コース分布(2018年2月28日時点)

申込時の運用コースの分布(2018年2月28日時点)

※2018年2月28日までに運用コース変更を行ったお客様が選択した運用コース比率(運用コース変更回数ベース)。

楽ラップがスタートしてから、マーケットは株式市場を中心に堅調に推移していました。そうしたことから、これまでは、運用コース変更を考える際、比較的リスクを引き上げ、より積極的にリターン獲得を目指すお客様が多かったことが分かります。
お客様のリスク許容度や投資目的は変化することから、状況に合わせて運用コースを変更することは大切だと思います。しかし、楽ラップは長期的に安定的なリターンの獲得を目的に運用しており、短期的な市場変動に応じて運用コースを変更することは必ずしも理にかなった戦略ではないかも知れません。
リスクとリターンを長期的な視点で考えた上で運用コースの変更を考えてみてはいかがでしょうか?

今回の分析から分かったこと

  • お申込時は「1000600」、「1000200」と比較的低リスクコースを選択している方が多い結果となりました。
  • 運用コース変更時は、比較的リスクの高い運用コースを選択するお客様が多くなっています。
  • 堅調な市場環境を背景に、リスクを引き上げる傾向が強い状況が見て取れます。
  • 上記は楽ラップにおける実績を示したものであり、特定の運用コースを推奨するものではありません。
楽ラップのリスクと費用について

楽天証券ラップサービスは、国内投資信託および外国投資信託等を主な投資対象として運用を行うため、投資元本は保証されるものではなく、これを割り込むことがあります。
また、お客様には運用にかかる費用等をご負担いただきます。費用等には、直接ご負担いただく費用(投資顧問料(投資一任フィー)及び管理手数料(ラップフィー))と、間接的にご負担いただく費用(投資対象に係る費用)があります。
楽天証券ラップサービスの手数料体系には固定報酬型と成功報酬併用型があり、固定報酬型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.715%(税込・年率)、成功報酬併用型では投資顧問料(投資一任フィー)と運用管理手数料(ラップフィー)の合計が最大で運用資産の0.605%(税込・年率)+運用益の積み上げ額の5.50%(税込)となります。このほかに間接的にご負担いただく費用は、投資信託では運用管理費用として、信託報酬 (最大で信託財産の0.330%(概算)(税込・年率)。但し、楽天証券ラップサービスで投資する投資信託が投資対象とする他の投資信託の信託報酬等を加えた実質的な運用管理費用は最大で信託財産の0.682%(概算)(税込・年率)です。)、信託財産留保額(最大で信託財産の0.15%(概算))、その他費用をご負担いただきます。
これらの費用の合計額および上限額については、資産配分比率、運用状況、運用実績等に応じて異なるため、具体的な金額・計算方法を記載することができません。詳しくは、契約締結前交付書面および目論見書等でご確認ください。なお、楽天証券ラップサービスにはクーリング・オフ制度は適用されません。
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