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コラム・読み物

2024年4月に実施しましたリバランス(基本資産配分の見直し)についてご紹介します。

4月実施のリバランスについて

今回の楽ラップ通信では、4月22日に行った四半期に1度の短期的な見通しに伴う資産配分の調整につきまして、足元の投資環境および資産配分の見直しの内容をご説明いたします。

資産配分の見直しの内容について

今回の資産配分の見直しでは、先進国国債(世界国債)の比率を引き上げる一方、先進国株式(為替ヘッジなし)比率を引き下げる調整を行いました。
※コースによって、一部上記の内容と異なるものがございます。

株式について、前四半期は米国経済のソフトランディング(軟着陸)への期待感などを背景に世界の株式市場が堅調に推移したことを受け、株式の割安感が薄れたことから先進国株式(為替ヘッジなし)の配分を減らしました。その一方で、日本を除く主要先進各国において政策金利が引き下げられるとの見通しの下、先進国国債(世界国債)に配分を振り向けました。
その他の資産については、現在の配分が適切であると判断し、現行配分を維持しています。

保守型 やや保守型 やや積極型 積極型 かなり積極型
DRCなし

1000100

1000200

1000300

1000400

1000500

DRCあり

1000600

1000700

1000800

1000900

運用責任者からのメッセージ

米国では、前四半期はFRB(米連邦準備制度理事会)によって利下げ見通しが示されたことや、米国経済のソフトランディング(軟着陸)への期待感などにより、相場は堅調に推移しました。一方、4月以降は物価の上昇や、労働市場の底堅さを示す経済指標の発表により、金利は上昇し、株価は下落に転じました。

国内では、前四半期は日銀の政策修正がほぼ事前に織り込まれた通りの内容となるなど、政策変更に係る不透明感が後退したことから、相場は堅調に推移しました。一方、4月以降は米長期金利の上昇や米株安の影響を受け、日本株は軟調な動きとなっております。

楽ラップは、長期投資に基づく商品であり、短期的な金融市場の動きが長期的な投資成果に与える影響は限定的であると考えます。今後、株式市場などの調整局面におきましても、短期的な市場の動きに惑わされず、未来を見据え、長期投資の方針を堅持し続けることが重要です。また、積立投資をしているお客様にとっては、下落した局面こそ、割安な水準で分散投資のポジションを作る好機です。

投資家の皆様には、末永く楽ラップにお付き合いいただけるよう、今後とも長期的な成長を目指して運用していく所存です。

楽ラップのリスクと費用について

楽天証券ラップサービスは、国内投資信託および外国投資信託等を主な投資対象として運用を行うため、投資元本は保証されるものではなく、これを割り込むことがあります。
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