10月実施のリバランスについて
今回の楽ラップ通信では、10月21日に行った四半期に1度の短期的な見通しに伴う資産配分の調整につきまして、足元の投資環境および資産配分の見直しの内容をご説明いたします。
資産配分の見直しの内容について
今回の資産配分の見直しでは、国内株式の比率を引き上げる一方、先進国株式(為替ヘッジあり)の比率を引き下げる調整を行いました。
株式について、前四半期は大幅に急落する場面があったものの、世界経済がソフトランディング(軟着陸)へ向かうという見通しに変化はありません。国内株式は依然として割安な水準にあることから、先進国株式(為替ヘッジあり)から国内株式へ配分を振り向けました。
その他の資産については、現在の配分が適切であると判断し、現行配分を維持しています。
保守型 | やや保守型 | やや積極型 | 積極型 | かなり積極型 | |
DRCなし | 1000100 |
1000200 |
1000300 |
1000400 |
1000500 |
DRCあり | 1000600 |
1000700 |
1000800 |
1000900 |
運用責任者からのメッセージ
株式市場では、米雇用統計の悪化を受けて景気減速への懸念が高まったことから、8月上旬には日米ともに株価が急落しました。米国株式市場はその後上昇に転じ、9月上旬以降はFRB(米連邦準備制度理事会)による利下げを受け、堅調に推移しました。一方、国内では8月上旬の大幅下落以前の水準まで戻す場面もありましたが、円高の進行などを受け、前四半期を通じて軟調に推移しました。しかしながら、足元では急速に円安が進行し、先行きの不透明な展開が続いております。
楽ラップは、長期投資に基づく商品であり、短期的な金融市場の動きが長期的な投資成果に与える影響は限定的であると考えます。今後、株式市場などの調整局面におきましても、短期的な市場の動きに惑わされず、未来を見据え、長期投資の方針を堅持し続けることが重要です。また、積立投資をしているお客様にとっては、下落した局面こそ、割安な水準で分散投資のポジションを作る好機です。
投資家の皆様には、末永く楽ラップにお付き合いいただけるよう、今後とも長期的な成長を目指して運用していく所存です。
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